親族に任意売却の説明をするときには

親族に任意売却の説明をするときには

 住宅ローンを組むとき、自分の親族に保証人になってもらったという方も多いです。 そのような場合に任意売却を行おうとすると、親族から反対される恐れがありますね。 親族の方としても、保証人になっている状態で任意売却を行われてしまうと、保証人にも債務の請求が来てしまうなど様々な不都合が発生しますので、必死になって反対するでしょう。 ただ、そのような声に動揺してしまい任意売却を行わないと、さらなる状況の悪化を招いてしまいます。 一度任意売却を行うと決意したときには、どのように親族を説得するのか、その指針を前もって決めておく必要があります。 任意売却業者に相談すれば、話し合いの進め方について有益なアドバイスをもらえますので、積極的に相談してみるとよいでしょう。

 

住宅を共有している場合の任意売却

 自宅を任意売却するには債権者による担保権の解除が必要ですが、それだけでは済まない物件があります。それは夫婦など、自宅の名義を共有している人がいる物件です。 共有者は物件に対して所有権の持分があるため、共有物を自由に使用する権利があります。従って、共有物に対して変更行為をする場合は共有者全員の合意が必要になります。任意売却は重要な変更行為に当たるため、共有者に任意売却に反対する人がいたり、行先不明者がいて承諾を得られなかったりする場合には、任意売却ができません。 ところで、持分と債務の関係は共有者同士でどのように設定されていようと、共有者は持分権の割合とは関係なく連帯債務を負っており、任意売却後の残債も同様に共有者が連帯債務を負います。 また、担保権者の承諾無く、担保権の付いている所有権を処分することはできません。

Calendar